国が注目する勤務間インターバル制度の導入・活用をアドバイスする「勤務間インターバルアドバイザー」資格を取得し、企業の働き方改革を促進しましょう
「勤務間インターバル」制度とは、1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定時間以上の休息時間(インターバル)を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保するものです。 労働者が日々働くにあたり、必ず一定の休息時間を取れるようにするというこの考え方に関心が高まっています。
勤務間インターバルアドバイザーは、組織や企業で勤務間インターバル制度を導入し、活用するためのステップの整理や実施のベースとなる働き方を整えるためのアドバイスを提供する、株式会社ワーク・ライフバランスが付与する資格です。
ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座ベーシック編を受講・卒業された「株式会社ワーク・ライフバランス認定ワーク・ライフバランスコンサルタント」の皆さんが、さらに勤務間インターバルについて学び、活用するための考え方やアプローチ、具体的な手法について、該当するアドバンス編で学んでいただくことで取得できる資格です。
今、国の委員会などで、勤務間インターバル制度設置の動きが加速しています。
たとえば、自民党の雇用問題調査会「勤務間インターバル推進PT」から、加藤勝信厚労大臣に提言書が出されました。そこに重要な内容が記載されています。
こちらの記事https://newswitch.jp/p/34675にも要約がありますが、提言の内容は、経営者に次のことを実施するというものです。
今後は国の助成金がここに対して厚くなることも予想されます。 特に③が重要で、「勤務間インターバルを導入するためには、そもそも働き方をどのように変えておかないといけないのか」 というアドバイスができる人材が必要とされます。 なお、企業にお勤めの人事の皆さんにもこの知識が必要です。
株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長・小室淑恵
弊社では、ワーク・ライフバランスコンサルタントという職種が成り立つ前から、養成講座を開催してきました。講座開始から13年経ち、卒業生は2000人を越えました。このタイミングで勤務間インターバルが正しく、かつ加速して普及していくことが、多くの働く人を救い、日本の生産性を向上させていくと考えています。
「うちの会社も変わろう!!」と思った企業が、必要と感じた際に、【勤務間インターバルアドバイザー】として安心して相談できるパートナーを見つけていただくために。
こうした思いから、既に株式会社ワーク・ライフバランスのワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座を卒業している方に先行的に【勤務間インターバルアドバイザー】と名乗っていただくための新資格を作ることにしました。
国が進める勤務間インターバル制度導入への動きを受けて、働き方改革を進めるワーク・ライフバランスコンサルタントの皆さんには、どのような検討が進んでいるか、組織や企業でどのように勤務間インターバルを導入するべきか、効果的な取組み方法はなにか、などについて、お伝えし、互いに学びながらそのスキルを習得します。
勤務間インターバルを就業規則にどう書くのかアドバイスするのは社会保険労務士資格を有する人のみに許された仕事ですが、「勤務間インターバルが実際に取れるような職場をどう作るのか」が今求められている段階であり、既にそこの専門家であるワーク・ライフバランス認定コンサルタントの皆様にぜひ次に保持するスキルとして取得してほしいです。
働き方改革を進めてきた企業はほぼ11時間の勤務間インターバルを確保できているはずですが、あとは緊急時の対応や繁忙部署をどうするか、などのもう一歩のところ。
また、せっかく11時間のインターバルを会社が提供しても、従業員本人が7時間の睡眠の大切さを理解していなければ、帰宅した後夜更かししてしまい、真の生産性向上にはつながりませんから、その風土をどう作るか。
ここ数年で、既に導入できたクライアントが沢山いますので、アドバイザー資格取得のためのアドバンス編では実際に導入した企業の声もお聞きいただき、企業事例もスライドで使っていただけるように提供します。
使える武器を増やして、わが社の認定という自信も持っていただき、今後ますます活動を広げていただけるようにぜひこの機会に資格を取得してください。
勤務間インターバルアドバイザーになるためには、次のようなステップ
ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座ベーシック編は弊社が2,000社以上のコンサルティングを通じて蓄積してきた、働き方改革を進めるために必要な知識とノウハウ・実例を弊社現役コンサルタント講師が惜しみなくお伝えする講座です。
講義・受講生同士でのワーク・ディスカッション・課題に取り組み、学びを実践的にアウトプットすることで、働き方のコンサルティングを実践できる力を身につけていただき、受講後はワーク・ライフバランスコンサルタントとして各組織内やクライアント先で働き方改革の導入・推進支援を行うことが出来ます。
全4日間の認定ワーク・ライフバランス養成講座養成講座ベーシック編を受講し、課題をすべて提出、試験に合格し、申請をした方には認定ワーク・ライフバランスコンサルタントへの認定をさせていただきます。
認定ワーク・ライフバランスコンサルタント認定を受けた後、勤務間インターバルアドバイザー資格を希望の方には2日間のアドバンス編「勤務間インターバルアドバイザーになろう」講座を受講をしていただきます。
受講修了を持ちまして弊社より勤務間インターバルアドバイザー資格が認定されます。
1日目
2日目
準備中
ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座ベーシック編を受講し、認定ワーク・ライフバランスコンサルタントとして認定・登録されている方
福利厚生の一環ではなく経営戦略としてのワーク・ライフバランスを実現するためのコンサルティングを提供します。組織体制は企業様ごとに千差万別。しっかりしたヒアリングを行い完全なるオーダーメイド形式で提供しますので働き方改革の実現が難しいと言われている医療業界・建設業界・自治体をはじめその他様々な業界での実績があります。
まずは情報を得たい、成功事例を知りたい、という方のための講演や研修プログラムです。具体的な働き方改革の実践に関するテーマ話題だけでなく、心理的安全性研修、ダイバーシティ研修や、男性育休取得促進マネジメント研修、女性管理職研修などのプログラムも提供しています。
国土交通省の中央建設審議会や土木学会などにも携わり、法律や業界の商習慣の改革も手掛けています。発注者 / ゼネコン / サブコン、技術者 / 技能者、土木 / 設備。どの分野でも「無理だ」を「できる」に変えてきた実績で現場・経営・法制度をつなぎ改革を進める実践的パートナー。法制度への提言、経営層との対話、そして現場に深く入り込む支援まで。多面的な知見と行動力で、確実な変化を共に生み出します。
勤務と勤務の間を11時間以上あけるこの制度は、離職率低下や従業員満足度向上において各種制度の導入の中でトップクラスの効果があることがわかりました。大手企業や公的機関の導入でメディアの温度感も高まっているいま、働きやすい企業風土醸成のための第一歩として取り組みたい制度です。
企業の文化や風土は千差万別、組織の構造も働く人たちの悩みもひとつとして同じものはありません。弊社は長年の経験を活かし、働き方改革や女性活躍で結果を出すために最適な手段を見つけ、課題の見える化とオーダーメイドの解決策でアプローチします。女性活躍をキッカケに変化に対応できる企業風土へ。
1日のスケジュールやToDoを、その作業にかかる時間の見積りとともにメンバーへ見える化・共有する手法「朝メールドットコム®」のWEBサービスです。週単位・月単位など一定期間を振り返ることで長時間労働や残業の原因を分析でき、より効率的な働き方の実践や生産性向上につなげることができます。